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2007年09月18日(火)<ネットバンク>犯罪手口が巧妙・悪質化 安全対策が重要に
 日銀リポートによると、サイバー犯罪の手口は、パソコンにウイルスを送りつけ、暗証番号などの入力情報を盗み出す「スパイウエア」を用いるものが多い。さらに、偽のウェブサイトに利用者をおびき寄せて個人情報を入手する「フィッシング」がより巧妙になった「スピアフィッシング」も登場。モリなどを使って魚を突く意味から転じ、特定個人を狙い、上司や取引先になりすましてメールなどで暗証番号などを聞き出す手口だ。

 米国で「悪魔の双子」と呼ばれる手口は、不正な無線LAN(域内情報通信網)のアクセスポイントを設け、知らずにこの無線LANを利用した人の個人情報を盗み出すこと。「トロイの木馬」と呼ばれる不正プログラムは、外部から勝手にパソコンを操作するため、パソコンの「ハイジャック」とも呼ばれる。

 全国銀行協会の調査では、昨年度のネットバンキングの被害状況は37件と、偽造キャッシュカード(552件)に比べ被害は少ない。しかし、「手口はどんどん巧妙化しつつあり、将来どんな脅威にさらされるか予想することも難しくなっている」(日銀リポート)。

 ネットバンキングでの被害は預金者保護法では銀行の補償対象外となるため、これまで以上にセキュリティー対策の重要性が高まっている。