2007年09月19日(水)輸入条件に合わない可能性 米国産牛で調査会指摘
輸入が再開された米国産牛肉について「生後20カ月以下」と限定した輸入条件に合わない牛肉が持ち込まれる可能性のあることが10日、食品安全委員会プリオン専門調査会で指摘された。
問題になったのは、メキシコ生まれの牛が米国に輸入され、飼育後に食肉処理されたケース。日本に輸入される際は「米国産」として扱われる。
農水省によると、米国生まれの牛は、出生記録または肉の熟成度で20カ月以下かどうかが判断されている。しかしメキシコ生まれの牛は出生記録の有無も不明で、熟成度で判断されているとみられる。
この日の審議で吉川泰弘座長は「(プリオン専門調査会は)米国生まれの牛については(熟成度で判断できると)評価したが、メキシコ生まれの牛にも適用できるとする根拠はない」と指摘。米食肉施設に対しメキシコ生まれの牛の輸出計画があるかどうか確認するよう農水省に求めた。